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日本で発音学習を真面目にこなし、英語に自信をつけてのアメリカへの帰国を果たしました。やはり、自分でも分かる進歩です。
アメリカの語学学校にいた時より大きな進歩を感じました。前にも言った様に、その学校に行った時の自分のレベルが低すぎたので語学学校での勉強が生かせずにいました。
さらに、この頃の私は暇さえあれば、テレビ・CD・ネイティブの友人に助けられながら英語ばかりを聞いていました。それに加えて、CDにあわせて音読する、シャドウィングと言うのを取り入れていました。なので、自分でもびっくりするくらいに英語が伸びてきました。
単語を覚えたりする作業は完全に頭だけの作業です。しかし、発音を起点とした英語力の底上げは、体の作業です。なので、時間をかければかける程、面白いほどに効果が見えてきます。
そして、授業でも先生の言っていることが分かります。ネイティブの友人と話していても、話が通じるし、聞き取る事が出来ます。私はしばらく、本当に充実感あふれる毎日を送っていました。
言ってみれば、英語学習にゴールが見えてきた感じです。しかし、いざ授業となると私の別の悪い点が見えてきてしまったのです。

やはり、読むスピード・書くスピードが格段にネイティブに比べて遅いのです。かなり、周りの人に助けられないと、授業はこなせません。
さらに、日本人で本当に英語の出来る人と比べても、聞き取りや、スピーキングにおいてはもしかしたら、勝ったり、同じくらいのレベルまで来たかもしれませんが、どうしても地味な作業(リーディングやライティング)では、まだまだです。
とは言ったものの、毎日学校についていこうと頑張りました。そして、ノートを取ったり、論文を書いたりするスピードを上げようと努力していきました。
しかし、一つ問題があったのです。
そうやって、論文を書くスピードを上げようと努力すると、ミスは多くなるものです。提出するまでにいろんな人にチェックをお願いしたりして、結果的に遅くなってしまうのです。
さらに、読むスピードを上げようと努力しても、最後にもう一度落ち着いて読まないと理解できなかったりするので、二重に時間がかかってしまいます。
もちろん、外人の友達のノートに頼らずに自分のノートで頑張っていても、最後には友達のノートを借りなければならない状態に追い込まれ、こ こでも二度手間になってしまいます。
こんな状態が続くとどうなってしまうかというと、やる気が続かなくなってしまうのです。さらには、成績がおっこってしまうのです。私は本当に悩みました。

はっきり言って、当時の私の英語力があれば、少々読むのが遅かったり、書くのが遅かったりしても、違った形でフォローできたので、卒業するのには問題なかったと思います。
しかし、私は留学生で卒業する人で、中途半端な英語力しかない人をたくさん知っています。中途半端な英語力では、留学を骨の髄まで楽しむことも就職活動も十分に出来ません。
なので、絶対そうなりたくないと思っていました。
なので、私はまた変わった決断をすることになったのです。語学学校への行きなおしです。数ヶ月、語学学校に行くことを決断したのです。
また、親との交渉をしなくてはなりません。はっきり言って、私の英語学習との戦いにおいて、親とは本当に偉大なセコンドです。
幸い、私の親はじっくり、理論的に話せば分かってくれるタイプでした。とういうか、そういうタイプに変わりました。なので、今回は語学学校行きを快く承諾してくれました。
なぜ、そんなに快く承諾してくれたかというと、やはり夏休みの私の態度が大きかったと思います。夏休みは、本当に忙しい毎日でした。あさ七時に起きて、英語のテープを聴いたりしながら食事を取ります。
そして、そのまま食事後に、シャドウィングはいります。そして、八時半にCDプレーヤーを片手にバイトに行くのです。
そして、夕方五時に帰ってきたら、映画を英語の字幕で一本見ます。そして、夕飯を食べ、英語の文法や、単語の勉強の開始です。

やはり、その様な行動を見ていたためか、本当に応援してくれました。しかし、長年の習慣というのはなかなか体から抜けないもので、反対されなかったのが、少し気持ちわるい気さえしました。
私の親も年取ったりして、子供の事にあまり口を出さなくなったのか、などと思ったほどです。
それでも一言、こんな事を言われました。「バカだと思ってたけど、なんか最近すごいね。アメリカでなんか変な薬なんか買ってきたんじゃないだろうね。とにかく、ただのバカから英語バカに変われて良かったね。」
何はともあれ、私は語学学校に行くことにしたので、インターネットで学校を血眼になって探しました。そうすると、やはり一生懸命探せば、良いところが見つかるものです。そして、私はここの四年制の大学をしばらくお休みして、語学学校に行ったのでした。
私の英語学習との戦いも、いよいよ頂上決戦です。思い出しただけで、『キン肉マン』の最終巻を読み終えた時のような、熱い思いが胸にこみ上げてきます。
いやー、本当に長い道のりでした。皆さんも、もう一頑張り、最後の話をお楽しみください。

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